こんにちは。
最近お天気はすごくいいのですがあまり暑くなく、快適な夏です、今のところ。
今年は秋に山形県に行ってみようかなと考えています。
最近、旅行に出ることに躊躇してしまうのですが、なぜか考えたところ見て回るところを詰め込み過ぎるのが原因だと思うのです。
貧乏性が抜けないため一度にいろんなところをいっぺんに回ろうとしてしまうので疲れるし、パワースポットでゆっくりできない。
なので山形旅行はツアーで1つのテーマに絞って行くのがいいかなと。
今年、高野山は開創1200年という記念すべき年。
金剛峯寺持仏間に安置される御本尊は初、弘法大師坐像は16年ぶりの特別公開となります。
高野山は去年行きましたが見どころがたくさん。
そして山形県の空海が開いたというこのお寺でも今年御縁年仏御本尊ご開帳が叶うのです。
山形県鶴岡市にある湯殿山総本寺・瀧水寺大日坊(りゅうすいじだいにちぼう)は、807年(大同2年)空海が開山したといわれています。
湯殿山を高野山と対になる聖地として崇め、本尊である湯殿山権現は、『金胎両部大日如来坐像』と呼ばれるもの。
本尊は秘仏とされ、丑歳と未歳にのみ開帳されているのです。
かつては徳川家からも篤い信仰を受け、徳川家光の武運長久を祈願した本尊が安置されていたそう。
1786年(天明6年)に96歳で没した真如海上人の即身仏(ミイラ)があり、こちらも拝観することができます。
出羽三山は、古来より女人禁制の山とされていたため女人の入山が出来ず、別当寺が湯殿山の女人参詣所でもありました。
大日坊の開祖である空海がこのことから女人を哀れみ、湯殿山大権現を自ら彫ったと伝わっていることから別名を女人湯殿山といいます。
焼失などで狭くなってしまったという境内の見所は、6年に1度公開されるという秘仏御本尊である湯殿山大権現はもちろんさまざまなご利益のある神様が祀られています。
中でも梵天・帝釈天の像は正しき男女の縁結びとして古くから信仰されているもの。ぜひ参拝していい縁を呼び込みましょう。
子安地蔵尊では子授かりのご利益を祈願でき、そのほか商売繁盛・金運・健康・厄除けなどが祈願できますので時間をかけてゆっくり回りたいですね。
また、ご神木である皇壇の杉(おうだんのすぎ)は山形県の天然記念物に指定され、樹齢何百年もありそうな大きな木。
この木をしばらく眺め、パワーをいっぱいいただいてください。
秘仏本尊のご開帳は12月31日まで。6年に1度のチャンスです。
女性の拠り所であった湯殿山大日坊、ぜひお出かけしてみてください。
住所
山形県鶴岡市大網字入道11
アクセス
JR羽越本線鶴岡駅から庄内交通湯殿山行きバスで45分、大網郵便局前下車、徒歩7分
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